女性が殺され、投げ捨てられた井戸。これが「貞子」のモデルになったというウワサを知っていますか?

貞子のモデルになったという井戸1

茨城県の笠間市に昔、笠間城というのがありました。

今は公園になってるんですが、当時の井戸が今も残ってるんですね

で、何年か前に女性が殺され、この井戸に投げ捨てられるという事件があったそうなんですよ

どんな事情があったのかはわかりませんが、殺された女性はすごい恨みを持っているでしょうね…

そんな気持ちを察して、というわけではないのでしょうが、この井戸が「リング」という映画で井戸から這い上がってくる「貞子」という女性のモデルになったと言われています

貞子のモデルになったという井戸1

不謹慎な話ではありますが、怨念ってものが強ければ強いほど、心霊現象が起きやすいような気がしませんか?

この井戸をのぞくと女性の顔が写ったり、井戸の前に女性が立っていて、来た人をにらんでいる事があるなんて話もあります

365日、毎日にらんでるってわけでもないとは思いますが、調査をしてみる価値は充分にありそうです

またこの公園には、他にも心霊のウワサがあります

例えば、ハイキングコースの途中にある佐白山トンネルでは着物の女性や武士の霊が出ると言われています

笠間城址にある心霊現象が多発するというトンネル1

お城があった当時の霊が、多く残っているということでしょう

これ以外にも、夜、車でここへ来ると子供の手形がつくとか、女性の霊がハイキングコース脇の池に引きずり込もうとするなんて話もあります

これだけ心霊の目撃情報があるのなら、心霊科学調査隊の出番ですね!

それではお待ちかね、我々がここで行った調査記録をご紹介します!

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心霊科学調査隊 活動記録

その日、調査に向かった我々が、この心霊スポットに到着したのは夜10時ごろ

まずは井戸トンネルを探すことにしました

どちらも駐車場からそれほど離れていない所にあると聞いていたので、地図も確認しないまま、軽い気持ちで探索を開始

まずは山の頂上を目指して登ってみました

笠間城址の山道

高低差はそれほど大きくない山ですが、、見た目以上に傾斜はきつくて、息を切らせながらの登山となりました

調査に訪れた時は、頂上にある神社は立ち入り禁止…

地震の影響で一部が崩れ、危険な状態になっているようです

道中で井戸もトンネルも発見できず、一度下山して一息ついてから再びトンネルと井戸を探すことに

この時気が付いたのですが、トンネルや井戸って、山のてっぺんには造らないですよね

 

次は駐車場近くで

「あれ井戸じゃない?」

「そう? 穴開いてないし、ポリタンクか何かじゃない?」

とスルーした人工物がありました

そう、お気づきの方も多いと思いますが、これが井戸でした

 

結局2時間近くもさまよい歩き、やっとの思いでトンネルを発見

たしかに駐車場からは近いのですが、我々が車を停めた駐車場とは別のものを指していたようです

途中、ギャラリーの方々とふれ合い、道案内などをしながらの探索だったため、時間はすでに深夜となっていました

さっそくトンネルでミッションをやらねば!

佐白山トンネルで武士の霊を挑発1

 

■ミッション
佐白山トンネルで武士の霊を挑発する

トンネルではクラクションを鳴らすと霊が現れると聞きましたが、我々は徒歩で探索に来ています

仕方がないのでクラクションの代わりにデンジャーが声を張り上げることにしました

「んまーーーーーーーーーーーーー!」

その後、周囲を確認しても、霊が現れたようには見えません

そこでデンジャーソードを振りかざし、武士の霊を挑発することにしました

「ここにいる武士の幽霊、デンジャーと勝負だ!」

笠間城址の佐白山トンネルで武士の霊を挑発2

しかし、返答はありませんでした

「どうした? 怖じ気付いたのか!?」

さらに声をかけましたが、やはり返答はありませんでした

「どうやらここにいる武士の霊は、デンジャーが怖いようです」

「そりゃそうだ、どう見ても不審者だ」

 

次にサイキックにも同じようにデンジャーソードを使って、武士の霊を挑発したもらいました

笠間城址の佐白山トンネルにて武士の霊を挑発する

サイキックはデンジャーソードのスイッチを入れ、剣を光らせて勝負を挑みます

笠間城址にある佐白山トンネルにて武士の霊を挑発する2

笠間城址の佐白山トンネルにて武士の霊を挑発するサイキック3

ここで初めて知ったのですが、デンジャーソードはスイッチを入れて振ると「バキーン」とかいう音が出るようです

サイキックは喜んでソードを振っていました

笠間城址の佐白山トンネルにて武士の霊を挑発するサイキック4

「恥ずかしくないの?」

「これさ、思いっきり振ると刀身が飛んで行きそうなんだけど」

「壊さないでね」

結局、サイキックの挑発にも武士の霊は応えてくれず、トンネルでの調査は不発となってしまいました

そして再び、井戸の探索が再開されたのです

 

貞子のモデルとなった井戸の怪異

かなり長い時間さまよい続けた後、普通に道を歩いているだけでは井戸にはたどり着けないのではないかという話になりました

そこで、トンネル付近でかき分けて入れそうなやぶに突撃

すると井戸に取り付けられていたであろう屋根の部分を発見しました!

笠間城址にある、貞子のモデルになった井戸の屋根

支柱の根元から折れていて、この屋根の近辺には井戸は無かった

ということは、ここから少し登ったところに井戸があって、支柱が折れたときに、ここに落ちて来たのだろうと予想がつきました

さっそくやぶをかき分けて進んでみると、ついに井戸を発見!

笠間城址にある、貞子のモデルになったという井戸を発見したとき

ここで、先ほど道を歩いていた時に見えたポリタンクもどきがこの井戸だったことに気付きました

なぜそのときに気がつかなかったかと言うと、井戸にはすでにコンクリートで頑丈なふたがされていたからなんですね

笠間城址にある貞子のモデルになった井戸のふた

息抜き用のパイプがさしてあればまだ、見た瞬間に気付けたと思うんですけどねぇ…

それともパイプを通すこともよりも、霊を閉じ込める方が優先されるくらいのひどい状況だったのでしょうか…?

そして我々が周辺を調査しているとき、井戸の足元に顔認識がハッキリ出ることに気がつきました

笠間城址にある貞子のモデルになった井戸に出る顔認識

動画の方をご覧いただければわかりますが、この顔認識はちょっと出て終わりなタイプではなく、ずーっと出たまま、位置がずれたり、少し大きくなったりを繰り返すタイプでした

我々はこの顔認識を、ここに投げ入れられた被害者の女性の霊と仮定し、声をかけてみることにしました

「ここで無くなられた女性の方ですか?」

「もし可能なら、何かアクションを起こして意思表示をして下さい」

霊とコンタクトを取れればと思って試してみたのだが、顔認識が動くことと、画面が少し明るくなったりすることくらいで、はっきりとした返答は得られませんでした

 

我々はこれ以上、霊とコンタクトを取ることは難しいと思い、この心霊スポットでの調査を終了しました

これから先、霊とコミュニケーションを取っていくには、霊感カメラだけでは足りない…

もう一手、何かの方法を編み出さなければならない

これからの活動に課題が残る調査となりました

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

動画の方ものせておきますので、まだご覧になってない方はぜひ一度、見てみて下さいね

今後も心霊科学調査隊の応援、よろしくお願いいたします!

それでは!

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データベース

佐白山(笠間城址)

309-1611    茨城県笠間市笠間3613

  • 行きやすさ ☆☆☆☆
  • 心霊的怖さ ☆☆☆
  • 身体的怖さ ☆☆

事件、事故、心霊現象など

ここは昔、笠間城があった地で、戦国時代に何度も合戦があった

そのためハイキングコースの途中にある佐白山トンネルでは、着物の女性や武士の霊が出ると言われている

またここは古い井戸があり、女性が殺されて投げ捨てられるという事件があった

そのためこの井戸をのぞくと女性の顔が写ったり、井戸の前に女性が立っていて、来た人をにらんでいる事がある

「リング」で有名な貞子も、この井戸がモデルになったと言われている

この地には井戸が全部で4つあり、全てをのぞくと呪われるというウワサもある

この他にも、夜、車でここへ来ると子供の手形がつく

女性の霊が、ハイキングコース脇の池に引きずり込もうとする

などの話もある

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