江戸時代からある、日本で最も有名な銅山。ここに多発する心霊現象に挑む!

足尾銅山火薬庫跡1

みなさんは足尾銅山という名前を聞いたことはありますか?

足尾銅山山頂付近の今はもう無い町の跡1

江戸時代の初期からバンバン銅を採っていた山で、その歴史はおよそ360年もあるそうです

それだけ長い時間銅の採掘、精錬などの危険が伴う作業をしていたとなると、その中で色々な事件や事故があったのだろうと想像ができますね

この山が関係する事件の中で、最も有名なのは「足尾鉱毒事件」だと思います

煙による大気汚染や、廃棄物による水質汚染や土壌汚染これにより稲が枯れるなどの農作物への影響はもちろん、イタイイタイ病の原因になったカドミウムも検出されていたと言われています

川の水が汚染されたということは、海に至るまでの全ての地域に、多少なりとも毒物が拡散してしまった可能性がありますね

これによって亡くなった方もいただろうし、生きたまま恨みをつのらせた人もいたことでしょう

この銅山には多くの人の、色々な感情が渦巻いていた気がします

足尾銅山精錬所跡地1

また、江戸の頃から山を掘っていたとなると、落盤などの事故死もそうとうな数があっただろうと想像できます

一説では生き埋めになった後、そのまま掘り出されずに、埋まったままになってる方も多くいるとか…

とくに「小滝坑」というトンネルの入り口では、中から「おーい」という声が聞こえてくるという話です

それでは、こんな山1つ全部が心霊スポットというような広大な場所で、我々が行った調査をご覧下さい

怪談新耳袋 殴り込み!<東海道編> [DVD]

新品価格
¥1,830から
(2017/6/30 17:26時点)

心霊科学調査隊 活動記録

まず先に知っておいて欲しい事実があります

この足尾銅山、安全に見学できる部分は現在、観光地になっています

ですので有料ですが、中を見たり、説明を聞いたりすることができます

もちろん24時間やってるわけではありません

つまり、夜中に心霊現象を撮りたいと言ってここに来ても、行ける所と行けない所があるということですね

人がいない廃墟から比べ、人が管理してる物件というのは迷惑がかかるので入れないレベルが格段に上がります

みなさんも「霊が出るらしい」という理由で人の家に勝手に入るのはやめましょう

そんなわけで、行ける範囲で調査をすることになりました

まず最初に見つけた山の上の方にある廃墟に車を停め、歩いて道路を下りてみました

そこには何に使っていたのかわからない工場跡がたくさんあり、壁が傾いてるような所もありました

しかし、中は見た感じきれいにしてあり、まだ人の手が入っているようです

車で通った時はすごい廃墟群だと思って胸が躍ったのに、中身はまだまだ現役なんですね

 

いったん車まで戻り、今度はさらに奥を目指してみることに

そちらには当時の地図が書いてある看板がありました

それによると、町1つがここにあったようです

しかし、食堂だった場所も、床屋だった場所も今は草むら

足尾銅山今無き町の跡2

車では入りにくそうな小道を入ると、すぐ脇に小川が流れていて、所々に橋だった形跡があります

足尾銅山今無き町の跡3

行けそうな所で渡ってみても、やはり草むら

小道を一番奥まで行った所には昔神社があったであろう鳥居が残っていました

しかし、もうここが町だった頃の面影はありません

暗くて静かで誰もいない、心霊現象が起きそうな雰囲気はありますが、ミッションをやるにはイマイチな感じの、ただの草むらです

もっと霊が居やすい、当時の物が残ってる場所を探して移動することにしました

 

次に我々がやってきたのは、小滝坑跡

最初はわからなかったのですが、、どうやら小滝坑というのは2つあるようです

1つは小さくて古い「旧小滝坑」

足尾銅山小滝坑跡2

 

もう1つは、少し大きくてトロッコが通ったような跡がある「新小滝坑」

足尾銅山小滝坑跡1

さて、どちらが心霊的に危険な場所なのでしょう…

とりあえず旧小滝坑に隊長の定点を設置し、もう1つのカメラで周辺を探索してみることにしました

小滝坑では「おーい」という声が聞こえるということだったのですが、新旧どちらも、今はもう中に入れる状態ではありません

入り口でこちらから「おーい」と言ってみましたが、返答はないようです

そんなことをしていると、、新小滝坑の入り口から川を挟んだ向かい側に、何かの施設跡のようなものが見えました

もしかしたら何か重要なものがある場所なのかもしれない、そう感じたデンジャーはサイキックを連れて行ってみることにしました

ただ、そこへ行く道はガードレールや植物で、明らかにわざとと思える感じで隠してあったんですよ

何とか乗り越えて進んでみると、しっかり舗装され、白いラインが引いてある普通の道路に出ました

ここも少し前までは車が走っていた道のようです

今はなぜ、こんなに厳重に隠してあるんでしょうか…

そのまま歩いて行くと、この旧道路は途中で分断されていて、崖下に落ちる仕組みになっています

その手前で先ほど気がついた施設にたどり着けました

足尾銅山火薬庫跡1

説明が書いてある看板によると、ここは火薬庫だったということです

うーむ、こんなちゃんとした看板まで作って観光できるようにしてあるなら、入り口も整備すればいいのに

さて、当の火薬庫ですが、写真を見てわかる通り、建物を造って保管するタイプではなく、岩穴に入れておくタイプのもののようです

本格的な貯蔵目的ではなく、一時保管を目的としたものでしょうか?

周辺にはチラチラ顔認識は出ますが、これといった心霊現象は確認できません

そのまま壁伝いに歩いていくと、先ほどの旧道路と同じく、真下へと落ちていく崖になっていました

足尾銅山火薬庫跡3

ただ、壁にはたくさん小さな穴が開いています

足尾銅山火薬庫跡2

ダイナマイトをみっちりと仕込んだかのように見えるのですが、どうでしょうか…?

そして遠巻きに見てみると、壁だと思っていたものは、実は全部つながった1つの大きな岩なんですね

これをどけようと思ってダイナマイトを仕込んだけど、途中であきらめた、というような感じがします

もしかしたらこの大岩の下にはまだ、銅が埋まっているのかもしれませんね

とは言っても、心霊現象は起きてくれないので、小滝坑に戻ります

ここで二手に分かれて行動することにしました

一方は旧小滝坑へ、隊長と定点カメラの回収に

もう一方はさらに周辺を探索するということになりました

 

■ミッション1:
サイキックによる隊長回収

デンジャーカーから隊長を回収しようとするには、新小滝坑の前を通り、旧小滝坑まで行って取って来る形になります

まずは昔トロッコが走っていたであろう橋を見ながら、新小滝坑へ

橋の下は川が流れているのですが、これが結構勢いが強い

そのため水音が激しくて動画にはしにくいんですね

足尾銅山新小滝坑2

新小滝坑ではあまりミッションができずに終わってしまいました

サイキックが旧小滝坑で隊長を回収する時に、一緒に置いておいた温度計を見ると、13℃だったそうです

足尾銅山旧小滝坑隊長定点

我々がこの調査をしたのは真夏、運転しているときデンジャーカーに表示されていた温度は30℃近かった厚い日です

旧小滝坑の中から冷たい吹き出ている、ということなのでしょう

入り口はふさがれてしまっていますが、中には空洞のままになっていて、当時の状態がまだ残っていそうですね

きっと中には成仏できていない霊も多数さまよっていると思います

ぜひとも入ってみたかった!

とりあえずサイキックは隊長やカメラなど一式を回収して帰って来ました

この時の定点を確認したところ、はっきりとした心霊現象は見られませんでした

しかし、カメラのすぐ近くでカツン、カツンというような物音はたくさんしているようです

これが霊の出した音なのか、それとも落石の音なのかはわかりません

どちらにしてもこの旧小滝坑付近が危険な場所には違いありません

 

■ミッション2:
デンジャーのお風呂のぞき

これ、見出しだけ見るとただの犯罪者のようですが、みなさんが思っているような色気は一切無い、過酷なミッションですよ

まずお風呂というのが、坑内で働いていた坑夫のみなさんが入浴するという男湯オンリー

足尾銅山浴場跡2

もちろんこの銅山が閉鎖される時にお風呂も閉鎖されてしまいましたから、今はお風呂跡と言った方が正しいですね

ここにおじ様たちの霊がいると見立てて、デンジャーがお風呂をのぞき、霊の反応を見るというミッションです

何が過酷って「1人で何やってるんだ?」という精神をむしばまれそうになる内容なうえ、もしガチホモな霊がいたら絶対とり憑かれるじゃないですか!

いつか霊が見える人に「あなたのおしりには屈強なおじさんの霊がへばりついてますよ」とかって言われたらどう思います!?

そんなわけですごい危険を犯しながらお風呂をのぞいてみました

「今日はかっこいいオジサマ、来てるかなー?」

適当なことをつぶやきながら、少し離れた場所からお風呂に忍び寄る

足尾銅山浴場跡3

とは言っても、もう壁も何も残っていません

お風呂どころか、その先の崖っぷちまで一望できるんですけどね

結局デンジャーの決死のミッションも空振りに終わり、サイキックと合流

次のミッションにいきます

 

■ミッション3:
新小滝坑前で暗闇定点

今回は隊長を使わず、自分たちで暗闇の中にたたずんでみることにしました

足尾銅山小滝坑跡1

それも赤外線カメラではなく、顔認識が出るカメラで霊を撮影することに

道路の端に立ち、新小滝坑の方を向いて、ライトを全て消します

ここは街灯もなく、月も出ていなかったため周囲は真の闇です

ずっとしゃべっていると霊の声を撮り逃すと思い、何もしゃべらずに2人で立っていました

結果、ただの真っ暗な中、川の音だけが延々と続く映像が出来上がりました…

もちろん動画には使えませんでした…

 

さて、この小滝坑付近ではこれ以上新しい発見は出来なそうです

我々は場所を移すことにしました

山を下る方向に車を走らせると、銅を精錬していた精錬所跡地というものを発見!

足尾銅山精錬所2

ここを調査することにしました

観光地にもなっているらしく、隣はちょっとした公園になっています

しかし、多くの人を苦しめた公害の元となる廃棄物は、ここからも出ていたと思います

何か、人の怨念のようなものが集まっている可能性は高いですよね

まずは探索をしていきます

当時の面影はもうありません

しかし、排水のための溝など、何となく予想ができる部分と、壁だった跡なのか、レンガが積んであるようなものは見られました

そして道路沿いに歩いて行くと階段を発見

足尾銅山精錬所1

上ってみると、そこにはまだ銅を含む石がたくさん落ちています

さらに上へと続く階段がありましたが、だいぶ崩れていて人の体重を支えられるか心配な状態でした

無理はせず、この2階部分(?)の調査をしようと思います

ここが建物内部だったのかはわかりませんが、もう木々が生えていて、放置されてからかなり長い時間が経っていることがうかがえます

足尾銅山精錬所跡地1

木の間から顔認識もチラチラ出ますし、何か心霊現象が起きてもおかしくない状態だと判断しました

デ「よし、ここで色んなミッションをやってみよう」

「えー、あんまり長居はしたくないな」

デ「なんで?」

「クマ怖い」

何しに来たの、この人?

とりあえずせっかくここまで来て何もしないで帰るわけにはいかないので、精錬所で働く人になりきって、霊に声をかけてみようと思います

 

■ミッション4:
精錬所を一夜限り復活させる

「お疲れさーん」

足尾銅山精錬所でのサイキック

サイキックが精錬所で働くおっさんになりきって声をかけ、銅をたっぷり含む石を持って歩いて行きます

「よし、その石を炉に持って行って溶かすんだ」

「炉ってどこ?」

分かる訳がない

仕方がないのでその辺に石を置いて帰ってくるサイキック

「あれ、もう終わり?」

「自分、文系なんで」

 

次はデンジャーも精錬所で働いてみたいと思います

銅を含む石を拾って、サイキックが石を置いた辺りに持って行く

足尾銅山精錬所でのデンジャー

すると

「デンジャーの右手辺りに顔認識が出るな」

どうやらデンジャーの石を持つ手に、何かがしがみついて来たようです

足尾銅山精錬所でのデンジャー2

しかし、石を下に置くと顔認識は出なくなった…

ここの霊は、石を持ち帰られることをすごく警戒しているのかもしれません

 

さて、とりあえず働いていた人たちの気分を味わってみたのですが、サイキックが終始「クマが~、クマが~」とうるさいので、先に車に戻らせて、デンジャー1人でここにいる霊に声をかけることにしました

「先ほどから顔認識を出されている方、もし良かったら映像に出て、訴えたいことおっしゃってくれませんか?」

足尾銅山精錬所にデンジャー1人

しかし、顔認識は出続けるものの、他に大きな心霊現象は起きない

ただ、周囲は風でざわめき、足場には岩がゴロゴロしていて、走って逃げられる状態ではない

もしかして、今霊に襲われたら結構なピンチなんじゃなかろうかと思い始めました

…よし、冷静でいられるうちにここを離れよう

階段の方へゆっくり近づきながら、一応声かけは続けた

「我々はもうすぐここからいなくなってしまいます。何か訴えたいことがあるなら、今がラストチャンスかもしれませんよ」

そう言うと、目の前の木の裏から顔認識が出た

足尾銅山精錬所、顔認識が出た木

こちらをのぞき込むようなしぐさに驚き、一応木の裏に何もいないことを確認してデンジャーカーまでダッシュ

この精錬所跡は小滝坑跡付近よりずっと多くの顔認識が出る、ということはわかりました

 

その後、車でさらに山を下り、小学校跡地を見つけて探索しましたが、怪異は見られず

そろそろ心霊スポットから離れて来てしまったかなとなりました

結局、この山ではっきりとした心霊現象は撮影できませんでしたが、この銅山を中心に亡くなった方や公害で苦しんだ方が数多くいることは事実です

心よりご冥福をお祈りしたいと思います

 

今回も我々の活動を動画にしたものを載せておきたいと思います

まだご覧になっていない方は、ぜひ一度見てみてくださいね

もし、今回のことで足尾鉱毒事件に興味を持っていただけた方がいらっしゃったら、一度、本を読んでみていただければと思います

今の高度な文明が出来る前に、多くの苦しんだ方がいたことを忘れないために…

辛酸―田中正造と足尾鉱毒事件 (角川文庫 緑 310-13)

新品価格
¥475から
(2017/7/8 15:49時点)

 

それではまた、次回の心霊スポットでお会いしましょう!

データベース

足尾銅山 小滝坑跡 精錬所跡

321-1514 栃木県日光市足尾町通洞

  • 行きやすさ ☆☆
  • 心霊的怖さ ☆☆
  • 身体的怖さ ☆☆☆☆

事件、事故、心霊現象など

1610年に銅を採るため開山され、国内最大規模と言われるほどの銅山となった

江戸の末期に一度閉山状態になったが、明治の初期に有望鉱脈が発見されて復活

再び大銅山として知られるようになった

しかし、採掘や精錬の裏で樹木の伐採、煙による大気汚染、廃棄物による水質汚染や土壌汚染もひどかった

これが有名な「足尾鉱毒事件」につながった

1973年に閉山され、ここで働いていた人の多くが出て行ってしまったため、今では当時の廃屋や坑道が静かにたたずんでいる

これらで霊の目撃が多数、されているとの事

特に小滝坑跡は瘴気が強く、人によっては近づくことさえできないという

誰もいないトンネルの奥から「おーい」という声がすると言われている

拝み屋怪談 来たるべき災禍 (角川ホラー文庫)

新品価格
¥778から
(2017/6/30 17:27時点)

「江戸時代からある、日本で最も有名な銅山。ここに多発する心霊現象に挑む!」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。
    最近お二人にはまってしまいました。
    いつも楽しく拝見しています。
    一つご報告です。
    心霊峠で3つ怪異に遭遇!でサイキックさんの検証のシーンで4:37でトイレ個室の窓に注目してください。
    逆さまの白い顔がカメラを避けるように上に隠れるのですが気がつきましたか?
    ガチですよこれは!
    もう一度見直してはどうでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です