荘厳なる自殺滝。この地にまつわる悲しい伝説と、新たな伝説を作るSKTの活動を見よ!  探索編

宮崎県都城市にある関之尾滝の吊橋を渡り切るところ

心霊スポットには

廃墟、ダム、橋、トンネルなど、いくつもの種類があります

何が一番怖いかと言うと、見た目には廃墟でしょう

しかし、今回行った滝には廃墟とは違う、水の迫力という感じの恐怖がありました

宮崎県都城市にある関之尾滝を吊橋から見た様子

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かねてより心霊科学調査隊は、日本全国の心霊スポットを網羅したいと考えていました

そしてこのたび、デンジャーは縁あって九州に引越しをすることになったのです!

九州のスポットを訪れることができるしサイキックと離れられる

ということで、ウキウキと引っ越して行きました

 

今回は、九州のスポットの1つである関之尾滝という場所を紹介したいと思います

宮崎県都城市にある関之尾滝の遊歩道

 

関之尾滝に伝わる逸話

その昔、都城島津家初代領主の北郷資忠(ほんごうすけただ)という人がいました

ある日、この人がお月見をしようということで宴を開いたそうです

そこに呼ばれた地域一番の美人、おしず

おしずはあまりにも緊張し過ぎたんでしょうね

お酌をする時に、失敗してしまったようです

それを責められたおしずは、朱塗りの盃を手に持ち、この関之尾滝の滝つぼに身を投げてしまったということでした

おしずにはその時、経幸(つねゆき)という恋人がいました

つねゆきさんも辛かったでしょうね

毎日滝に行っておしずを探したそうなんですが、見つかりません

最後に、つねゆきは滝の岩に

『書きおくも かたみとなれや 筆のあと また会うときの しるしなるらん』

という句を残して、いなくなってしまいました

これ以降、この滝つぼではつつじが満開になるころに朱塗りの盃が浮かぶと言われています

宮崎県都城市にある関之尾滝上部の川

こんな場所ですが、とりあえず我々SKTは昼と夜、2回に分けて探索を行いました

まずは昼間の探索について報告したいと思います!

 

関之尾滝 昼間探索について 

天気は晴れ、気温は5℃

九州はきっと暖かい所だろうと期待して来たのですが、さすがに2月だと寒いですね

まずは駐車場にデンジャーカーを停めて、滝に向かって歩いて行きます

宮崎県都城市関之尾滝にある公衆トイレ

写真は公衆トイレの様子

工事中で使用できませんでした

ピンチの時は滝に水量を加えればいい、ということでしょうか?

大の時は?

 

駐車場から続く階段を下りて行くと、メインの滝が見えて来ます

宮崎県都城市にある関之尾滝の写真

「大滝」と呼ばれています

かなり水量があって、音も迫力があります

昼間は観光客もたくさんいて、パワースポットな感じです

宮崎県都城市にある関之尾滝周辺の遊歩道2

写真の細い遊歩道も、昼間はマイナスイオンを感じられる気持ちのいい道ですよね

宮崎県都城市にある関之尾滝のSKTが生放送をしたベンチ

この写真に写っているベンチとテーブルは、SKTがここを訪れ、生放送を配信した時に使った場所です

もしその時の動画を見逃してしまった方は、ここに用意しておくので、ぜひご覧になってくださいね

さて、ベンチを通り過ぎてまた水音が強くなると、もぐり橋という所まで来ました

宮崎県都城市にある関之尾滝の上流にあるもぐり橋

この橋は大雨などで増水すると、水の下に沈むそうです

流されないように水の抵抗が少ない形にしてあり、頑丈に造ってありますね

水面が近いので、水音が大きく、迫力があります

落ちても大ケガはしなそうですが、滝の上流なので滝まで流されると大変なことになりますね

一応気をつけて渡ります

 

川を渡った先は、キャンプ場になっていました

心霊要素は無さそうなのでスルー

 

その後、滝の方に道が続いていくのですが、そこで怪しい裏道を発見

宮崎県都城市にある関之尾滝の上流にある裏道

右上の、手すりより先がキャンプ場のある場所です

これは人が歩くための道ではなく、大雨の時に水が流れるようになっている水路なのかなと予想しました

トンネルになっているところが不気味ですが、怖いので近づきません

 

さて、「大滝」の上まで来ました

宮崎県都城市にある関之尾滝の上側

自殺者の方はここから飛び降りて、滝つぼに落ちて行ったんでしょう

写真は遊歩道から撮っていますが、柵を乗り越えればいつでも飛べてしまう場所でした

立入禁止の看板はありましたが、他の自殺スポットから比べると自殺対策は少なめに感じます

観光地としては自殺防止のために景観を損ねるのは本望ではないということですかね

みなさん、自殺をする時は観光地以外でしましょう!

 

宮崎県都城市関之尾滝にある吊橋

遊歩道の階段を下りて、吊橋まで来ました

一緒にいるサイキックが重いのでかなり揺れます

宮崎県都城市にある関之尾滝を吊橋から見た様子

ここからメインの「大滝」

宮崎県都城市にある関之尾滝の隣の男滝

別の水路から合流してくる「男滝」

宮崎県都城市にある関之尾滝の近くにある「女滝」

「女滝」が見えました

…水量で言うと、男滝より女滝の方が圧倒的に多く、男らしさを感じるのですが…

宮崎では女性の方が猛々しいということでしょうか?

「差別だ! 賠償金を払え!!」

と言われると困るので、これ以上のコメントは控えさせて頂きます

 

こうして3つの滝を眺めながら吊橋を渡ると、もと来た道に合流です

どうやら昼探索は充分にできたようです!

最後に滝が見える場所に設置されていた小さな神社でお参りをして帰りましょう

宮崎県都城市にある関之尾滝に設置されていた神社

 

この昼探索の様子も動画にしてありますので、良かったらそちらもご覧下さい

それでは夜を待ちましょう

 

関之尾滝 夜間探索について

深夜、滝に戻ってくると…

宮崎県都城市にある関之尾滝の夜の吊橋1

そこには誰もいない、激しい水音だけが続く心霊スポットがありました

おいおい、誰だよこんな所に撮影に来ようって言ったやつは!?

スゲー怖いぞ!!

文句を言っていても仕方ないので、とりあえず駐車場から下りて行ってみます

宮崎県都城市にある関之尾滝へと続く道

残念ながら街灯で照らされているのは駐車場から滝の手前まで

それ以降はキャンプ場まで手持ちのライトのみで撮影となりました

まずは夜の神社

宮崎県都城市にある関之尾滝に設置されている神社の夜の様子

…昼間の浄化してくれそうな雰囲気はどうしたんですかねぇ

どうやら営業時間外は優しくしてくれない方針のようです

 

夜探索は先に吊橋を渡ろう、ということになりました

吊橋に向かう下り階段を歩いていると

宮崎県都城市にある関之尾滝の吊橋に向かう階段の夜の様子

キイイイイィィィィ

謎の金属音が響きました!

音がしたのは滝の方角

そちらを向くと、木々はありますが金属的なものは皆無

宮崎県都城市にある関之尾滝の吊橋へと続く階段の途中

木々の先、滝までは特に何も無い空間

激しい水音もずっと続いているので、遠くからの音がここまで響いてきたという可能性も限りなく低い…

辺りを見回して警戒しましたが、その後何も起きない

非常に心細い中、探索を再開しました

 

宮崎県都城市にある関之尾滝の夜の吊橋を渡るSKT

夜の吊橋です

周囲は真っ暗、水音は激しく、揺れる吊橋

これで心霊現象が起きたら、生きていける気がしません

SKTは心霊現象を撮りに来ていますが、身の安全が保障されないところではお手柔らかにして頂きたい

今は何ごとも無く無事に渡りきりましたが「後で、ここに1人で来てミッションやるのか~」と思うと、不安になりますね…

ま、ミッションやる時は先にサイキックを行かせるから良いんですけどね

 

宮崎県都城市にある関之尾滝の遊歩道にある階段

吊橋の先は階段です

ここを登って滝の上側に行くんですね

結構深い森の中を通っている道で、霊以外にも、動物に襲われる可能性もありそうです

「野生動物もいるのかな?」

「クマー」

「九州にもクマっているんだっけ?」

「隣の県(熊本県)から出張して来るかもよ」

…なぜ宮崎県の深夜の心霊スポットに、熊本県の営業部長兼しあわせ部長が待ち構えていると思えるのでしょうか

 

階段を登りきると、滝の上側に到着します

しかし、暗すぎて滝周辺は何も見えない

とりあえず光りの届く、近くの岩場を撮影しました

宮崎県都城市にある関之尾滝の上側の岩場

そして、水音の迫力におののきながらキャンプ場のわきを進み、もぐり橋までやってきました

宮崎県都城市にある関之尾滝の上流にあるもぐり橋

ここも昼と夜ではイメージが大きく変わりますね

水面は闇で、落ちたら死ぬ系の奈落に見えます

滝ほどではないですが、水流も激しく、音も大きい

心霊現象が起きても、気が付かない可能性があるんじゃないかって気がしました

じゃあ何しに来たんだ? って話ですが…

 

宮崎県都城市にある関之尾滝のわきを通る遊歩道

昼間、気持ちよく散策した細い遊歩道も、深夜に来れば逃げ場のない心霊スポット

左の柵の先は水が激しく流れていて、その音がまた焦りを誘う

木々のざわめきもあるんでしょうが、とにかく音に精神をやられるスポットのようですね

 

その先には「男滝」がありました

上から見るとこんな感じ

宮崎県都城市にある関之尾滝の隣にある男滝の夜の様子

水流は激しくないですが、岩は垂直に切り立っていて、落ちたら助からないムード満載です

 

「男滝」を過ぎると「女滝」が先ほどの神社の前にあります

宮崎県都城市にある関之尾滝の近くにある女滝の夜の様子

やはり「男滝」より水流が多く、激しいですよね

 

ここまで来ると、探索が一周終わった~という感じです

この時、我々の目には心霊現象が起きたようには見えなかったのですが、どうでしょうか

良ければこの時の動画をご覧になって、心霊現象を探してみて下さいね

今回の記事はこれで終わりにしたいと思いますが、この滝では多数のミッションを行っています

それについては次回、報告していこうと思うので楽しみにしててください!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました

これからも SKT 心霊科学調査隊 をよろしくお願いします!

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データベース

関之尾滝

〒885-0113 宮崎県都城市関之尾町 6843

  • 行きやすさ ☆☆☆☆
  • 心霊的怖さ ☆☆☆☆
  • 身体的怖さ ☆☆☆

事件、事故、心霊現象など

その昔、北郷氏初代当主だった北郷資忠が、月見の宴を催した際、18歳で領内一の美女と言われていたお雪(おしず)が資忠にお酌をしたが誤って酒をこぼしてしまった。
この事を責められたお雪は、朱塗りの盃を持って滝つぼに身を投げた。
お雪の恋人であった経幸は悲しみのあまり日夜、滝の上からお雪の名を叫んだが、ある日、『書きおくもかたみとなれや筆のあとまた会うときのしるしなるらん』と岩に刻み姿を消した。

それ以来つつじが満開の頃、名月の夜になると滝つぼから朱塗りの盃が浮かんでくるようになったと伝えられている。

 

ここに肝試しに来た人の体験談では、突然耳元で「何しに来た!?」と声を掛けられたが、周囲には誰もいない

帰宅してから寝ていると、夢に老婆が現れたということがあった

 

また、駐車場の近くにある電話ボックスでは霊目撃談が多数ある

なぜか電話ボックスの上に霊がいるという目撃情報もある

 

ここに向かう途中の道で事故が多発し、白いガードレールが赤く見えることがあるという噂もある

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「荘厳なる自殺滝。この地にまつわる悲しい伝説と、新たな伝説を作るSKTの活動を見よ!  探索編」への1件のフィードバック

  1. 記事の中のいろんなツッコミが面白くて、
    心霊にドキドキしつつ笑いながら楽しく読ませてもらっています!
    ミッション楽しみです!

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